市民経済委員会




第67号 平成26年度流山市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について  :賛成 

【賛成討論】 
 流山市の平成26年度決算の内訳をみると、一般会計からの繰入金のうち、法定外繰入金が 4億1000万円。当市の国保財政の厳しさが現れています。 しかし、収納率は、平成26年度現年分で91.31%。不能欠損額は103,765,394円と大幅に低下。 この収納率向上、不能欠損額の低下が、被保険者の数が前年度比で減ったにもかかわらず、国保の収入の増加につながっています。ひとえに、流山市担当課の職員のご努力によるものと、大いに評価します。 その一方で 法定外赤字は4。1億円。要因は、前期高齢者の増加、そして、高額な高度医療費という構造的要因により、この赤字は26年度のみならず、今後、ますます、増大していくことになります、国保財政の改善を求め、以下2点を指摘し、要望します。

①縦割り行政の中で、国保財政を立て直すという大きな課題を、複数の部署で目的遂行の共有が果たしてできるのかどうか? 極めて疑問です。この点を指摘し、ぜひとも、組織上の一元化を要望します。

②国保の巨額な医療費は、当局の一部署のみで解決するものではありません。風邪が流行れば、たちまちにして億単位の支出が生まれます。今後とも、生活習慣病対策の取り組みをさらに充実し、市民へのさらなる協力を求めていただきたいと思います。

第66号 平成27年度流山市国民健康保険特別会計補正予算(第一号):賛成