1 国民健康保険事業について
(1)来年度実施に向けて、国民健康保険料改定のパブリックコメントが実施されるが、被保険者の理解を得るため、当局の積極的な努力が求められる。そこで以下の2点について問う。
ア グラフ、表、平易な文章を使って、当市の国民健康保険の背景と現状をわかりやすく市民に説明し、広報、市ホームページで積極的に情報を発信すべきではないか。
イ 市長及び担当課は、市民と忌憚のない意見交換の場を持つべきと考えるが、当局の見解を問う。
(2)国民健康保険に係る数値目標を具体的に定めた計画をたてるべきと考えるが、当局の見解を問う。

2 健康づくり支援計画について
(1)当市の健康づくり支援事業は、健康増進課・国保年金課・高齢者生きがい推進課・子ども家庭課・学校教育課など各課にまたがり、予算も分割されている。各事業の目標達成をより効果的に遂行するために、横断的なチームや協議会を設置し、目的を共有する体制が必要と考えるが、当局の見解を問う。
(2)健康づくりは全市的な市民の機運の高まりが重要だと認識する。外部の企業、商店、市民団体、市民等を含めた健康づくり対策協議会を設置し、一丸となって健康づくりに取り組むべきと考えるが、当局の見解を問う。
3 三本松古墳発掘調査について
(1)6世紀に造られた古墳そのものが文化財に指定されず、江戸時代に造られた、「飢饉のときも古墳を守った」と記された石碑が文化財指定されている。その経過と当局の見解について問う。
(2)三本松古墳の発掘にあたり、筑波大学をはじめとする専門家に依頼して「古墳調査指導委員会」が設置され、2回会議が開かれたと仄聞する。会議録を公開すべきと思うが、当局の見解を問う。
(3)発掘が進む中、石室、周溝、側面の目的不明の穴など徐々にその全容を表しつつある三本松古墳であるが、発掘の進行とともに、古墳は取り壊されていく。子供たちにとっては、生きた歴史の教材となる発掘の状況をリアルタイムで情報発信するべきと考えるが、当局の見解を問う。
