無作為抽出型住民協議会を傍聴しに、伊勢原市へ

今日は2時間かけて伊勢原市へ「住民協議会」を傍聴しにいきました。同じ日に流山では「住民投票条例」について、「無作為抽出型市民会議」が開かれ、どちらにしようか迷ったものの、流山は行政主催。伊勢原市は全国でも初めての議員会派主催による無作為抽出の「住民協議会」。ということで、雨の中、伊勢原市へ(^^)
テーマは公民館や児童館などの「コミュニティ施設」。論点の提起役ナビゲーターもすばらしい。元我孫子市長、元消費者庁長官の福嶋浩彦氏、慶應義塾大学経済学部教授の土居丈朗氏、先進事例の浜松市職員の松野英男氏。
 印象に残ったのは、元安孫子市長の福嶋浩彦さんの発想。
少子高齢化人口減少の時代、「コミュニティ施設」は
・広域に近隣自治体と連携して、相互利用する。こちらに温水プールがあれば、隣の市民も使え、隣にナイター設備の整った野球場があれば、こちらの市民も利用する。これを条例整備する。
・学校を地域の拠点にする。授業が終了するまでは教育委員会の管轄、ウイークディの夜と休日は、市長の責任管轄し、地域で活用する。(ちなみに我孫子市長のときにこの案は文科省からはねられたそう(-“-)
・民間との連携:かつては住宅の絶対数が不足していたが、今は空き家問題が出るほど、民間住宅の絶対数があまっている。市営住宅などは、民間の空き家を活
用することもできる等々。
発想が枠にはまっていなくて楽しい。3時間半の長丁場にもかかわらず、議論が途切れることなく、活発な意見が交わされました。
会派主催の無作為抽出型住民協議会、よかったです!