認知症の危険因子で、最も高いリスクは中年期の難聴!

 認知症医療最前線シンポジウムの続き2です。

本来記憶などの認知機能に費やすべき知的エネルギーを、難聴者は聴覚理解に回す必要がある。また、脳への刺激が入らない、コミュニケーション不足で孤独

医学的には、

  蝸牛とその上行経路(難聴)+海馬など側頭葉内側(認知症)のいずれもアルツハイマー病病理で侵される

・難聴による音刺激の欠乏が1次聴覚野と海馬の形態変化をもたらし認知予備能を減らすことで準備状態を作る。など