会場は満員。会場の外で画面を見ながらの観客も大勢いたと聞く。さすが全国区の顔だ。
鎌田さんのお話の中で、一番記憶に残ったのはvalidation バリデーション。認知症ケアで今一番注目されている方法だそうです。
認知症の高齢者に尊敬と共感をもって接する、お年寄りの尊厳を回復し、引きこもりに陥らないように援助する。
これがむずかしいのです。
つい、言ってしまうのですよね。
「もう聞いたよ」
とか、
「前に話したよ」
とか・・・
そして、あ~あ、仕方ないわねえ、といった顔とか・・・
どれもこれも、傷つけます。
「バリデーション」
相手を価値あるものとして接する。
当たり前のことですが。
