太極拳と健康講演会

午前中は視察のまとめと、陳情対応。

午後は「流山市太極拳のつどい」。
100名以上の参加者がいらしている。
参加者の方々に「太極拳を始めて変わったことはありますか」と尋ねたら、健康になったかどうかよりも、楽しいから続けているという返事が返ってきた。

そして、大会が始まる前の下田会長のあいさつの言葉でも「まずは楽しむこと!」
会長と参加者の思いはひとつ、でした。(^^)/



初心者用では7分ぐらいの太極拳コースがあるみたい。 
地域では、毎朝ラジオ体操をやっているが、ラジオ体操が終わった後、太極拳ができたらいいのだが。



そのあと、文化会館で、千葉大予防医学センター 社会予防医学研究部門の近藤克則先生の「地域づくり指標に基づいた健康なまちづくり:健康格差社会の見える化と対策」を拝聴。


2000年から2010年、健康日本21のという計画をたてて、国をあげて健康に取り組んだ。
が、期待したほど効果的な成果はでなかった。
59目標の内、目標達成は10項目 反対に悪化は9項目
8000歩歩いているという高齢者を、キャンペーンをはって、9000歩にしようと取り組んだ。
しかし、結果は7000歩と減った。
キャンペーンは効果がなかった。


介護予防教室もしかり。参加者が少なく、新聞では、閑古鳥がないていると揶揄された。

予防医学の新しい流れは、環境(まちづくり)へ着目。

社会に参加する人が増えれば増えるほど、健康な人が増える。社会参加をしようという人が増えるまちづくりをする必要がある。