公共交通と高齢化:住みづらい街にならないか!2

2期目において、一般質問で、交通問題を4回とりあげた。28年度の一般質問を機に、29年度「高齢社会対応既存交通補完研究事業」で東部地域を対象に、本市独自の「あいのりタクシー制度」の研究が行われた。成果は今後出てくると期待する。福祉有償運送サービスは補助金が出るようになった。

流山市都市計画マスタープランでは、流山セントラルパーク駅を中心に、スポーツの振興・ 人々の文化的な交流の拠点づくりを進める、とある。セントラルパーク駅にはキッコーマンアリーナ、生涯学習センター(エルズ)がある。ところが、こうした施設への交通の不便さはどうだ。

高齢化が進むにつれ、都市計画の中で公共交通の重要性はますます増える。交通室の職員は現在3人。とても足りない。市は公共交通をもっと重視すべきである。高い空からは、交通の不便さは見えないのか。

公共交通の質問の裏には、実に心強い師匠がいた。
2016年7月8日(金)ビイー・トランセグループ社代表経営者吉田たいら氏をお呼びして、バス・タクシー経営者の側から見た公共交通のお話。たいら氏曰く「住民ニーズがバスを呼ぶ」




2017年8月17日、会派主催で名古屋大学准教授の加藤博和先生をお呼びして、交通問題市民セミナーを開催。加藤先生曰く
「『現場』起点の取組を進めよう」




お二人は、現場に即した『蟻の眼』をもっている。