終末期医療:終末期を話し合う場が必要だと思った

母の終末期に立ち会った。

医者から「胃ろうか、経管栄養か」「点滴をするか、栄養点滴か、水の点滴か、酸素マスクは?・・・」等々、具体的な医療処置の選択を求められた。延命治療は要らないという点では家族の意見は一致していたが、具体的な医療処置の選択を迫られると果たしてその時々の母に何がふさわしい処置なのか?家族は医療の知識に乏しかった。終末期医療における事前指示書というのも後から知った。

同じ思いの方は多いだろうと、自分が理事となっているNPOで話しあい、市内で意見交換の場を持つことにした。
1月 松が丘自治会館
4月 平和台自治会館
6月 平和台福祉会館
7月 思井福祉会館
8月 江戸川台小田急ハイツ
10月 初石公民館
11月 駒木台福祉会館
12月 江戸川台西自治会館

向小金クリニックの大津直之医師のご協力を得て、終末期の望む医療と望まない医療についてワークショップを
開いた。

いずれの会場も熱気に包まれた。他人事ではないからだ。




ソニー(株)時代の上司 鴨志田哲也さん(松戸市在住)のコメント
くすやまさんはご自身の親御さんの最期に立ち会ったので終末期医療に対する対応の難しさを感じています。終末期の延命治療(施術)は介護する家族の負担も大変です。家族の負担、政府・自治体の負担も含み、身近な問題として今後とも市民へのアピールを期待します。