公共交通:ぐり~んバスの目的は収支率だけではない!

ぐり~んバスの収支率はとても高い!

下の図は、千葉県全体のすべてのコミュニティバスのルートを収支率の高い順(平成元年、コロナ前)にグラフ化したものです。赤いグラフは流山市のぐり~んバス6ルートの収支率です。いずれのルートも千葉県の中で非常に高い収支率を示しています。流山市のぐり~んバスは市民の皆さんにとてもよく利用されているから、収支率が高いということがよくわかりますね。


ぐり~んバスの収支率50%廃止枠は妥当か

流山市では、ぐり~んバスの収支率が50%を下がると、廃止対象になります。他の市で廃止基準をつくっているところは40%が多いです。 また、流山のぐり~んバスの廃止基準50%を、先ほどの千葉県全体のコミュバスにあてはめると、155ルート中、136ルートが廃止になります。残るコミュバスは千葉県で19ルートのみ。それは、コミュバスと言えるのでしょうか。 果たして、グリーンバス廃止50%枠は妥当か否かという問題が出てきます。


ぐり~んバス(コミュバス)はもともと赤字を補填する!

コミュバスとは、採算がとれないため、路線バスが走らないルートを走っています。採算はとれないけれど、市民の生活を確保するためにバスは必要だと判断したルートがコミュバスです。流山市では、ぐり~んバスです。 言い換えれば、赤字であることがわかったうえで、税金を投入してでも、市民のために必要と判断したのがぐり~んバスです。

ぐり~んバスの目的は何か?

学識経験者の方々は、コミュバスで大事なのは、収支率ではなく、高齢者の外出支援や中心市街地活性化、公共交通空白地域の解消などといった地域の課題が達成されているかどうか、だという声が多いです。流山市においても、同じだと思います。 おでかけがもっと気軽に使えるようになってもらうのがぐり~んバスの目的ではないのでしょうか。


【私の取り組み】

全国各地で設立されている地域公共交通協議会を一般質問で提案したのは5年前。 令和2年に、「流山市地域公共交通活性化協議会」がようやく実現しました。 国交省、バス会社、タクシー会社、一般市民等、交通関係者が一堂に会し、流山市全体の公共交通を審議、検討します。